新卒で就職エージェントを使う時の注意点

 

もうすぐ就活シーズンがスタートするのかな?

私が就活していた頃は3月から情報が解禁し、マ○ナビやリク○ビにいそいそと登録したのが懐かし。昨年に引き続き今年はコロナ渦でどのような就活になるのやら。皆目検討がつかなくて焦っている就活生もいるのではないだろうか。

 

そんな流行り病の下での就活を不安に思っているのなら、エージェントを使ってみるのも一つの手段かもしれない。

 ちなみに私は流行り病関係なく最終エージェントに紹介してもらった企業に就職した。(結局10ヶ月で辞めちゃったけど)

そんな就活の酸いも甘いも経験した私が就活時の心得や就活エージェントの利用方法についてご紹介する。

 

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リク○ビやマ○ナビと就活エージェントは何が違うの?

マ○ナビやリク○ビも新卒を募集する沢山の企業の情報をくれる媒体を運営しているのだが、他の就活エージェントとの違いは学生と実際に会って面談し、その学生の希望に当てはまる企業を紹介するという方法論をとっていない。

この2社は有名であることと規模が大きいこともあり、掲載企業数も多く有名企業の採用情報も他社を圧倒するほど載せている。こうすることで実際に社員が学生と会い学生の希望を聞かなくても、学生が勝手に自分の希望する会社の情報をサイト上から拾い、採用試験に申し込んでくれるというなんとも効率重視な仕様になっているのだ。

 

この大手2社に相対して、他の就職エージェントは社員が実際に学生に会うということを行っていたりする。もちろんエージェントによるが。ちなみに私が使用したエージェントは実際に社員さんとお会いし、面談をしてその場ですぐに企業の情報や面接日時を教えてくれた。

また、大手企業だけでなくベンチャーや優良中小企業の情報も丁寧に教えてくれるからそういう意味ではお得なのかもしれない。もちろんマ○ナビやリク○ビも大手企業の情報だけと取り扱っているわけではないのだが。

 

しかし大手企業に狙いを定めているならマ○ナビやリク○ビだけで良いと思う。あとは結局自分の努力次第なので。ただ大手に敗れ、疲れ果て別の視点から企業を探したいという時はエージェントを使ってみるのも一つの手だ。

 

 

就活エージェントを使って情報を得る場合の注意点

面談を行ってくれるタイプのエージェントも大手と中小といろいろとある。

私は1つは大手、もう1つは中小と2つのエージェントを使った経験があるので、それぞれ注意点を紹介していく。

 

 ・大手の就活エージェントを使う場合の注意点

丁寧な面談をしてくれるが、希望者が多いからか待ち時間が発生する。会社の情報を得てすぐに帰りたいのにそれが出来ない。また、ある程度の大手になると面談をする前にオススメの企業を一方的に紹介する時間も勝手に作られる。興味のある企業や業種の話をしてくれれば良いが、全く的外れな場合は時間ロスでしかない。

 

・中小規模(名前を言ってもなかなか伝わらないレベル)のエージェントを使う場合

待ち時間などなく、すぐ社員さんと1対1の面談をしてくれる。情報はすぐにくれてスピーディーに思えるが、教えてくれる情報が間違っていたりする。(←これいま思うと本当に最悪)

私の面談担当の社員さんが間違った面接会場を伝え、当日行ったら全然違う企業の面接場所だったという目の前が真っ暗になるという経験をした。エージェントさんに一旦連絡し、誤った面接場所を告げられたことを説明しエージェントさんから企業の方に連絡をしてもらった。一応ことなきを得たが、面接場所の伝えミスなんてあんまりにもあんまりだ。全員がそんな責任感の皆無な社員じゃないと思うが、こういうミスをされる底が知れちゃうよね。

 

大手にも中小にもメリット・デメリットがあるがどちらかというと、ある程度名の知れているエージェントの方が初歩的なミスを犯さないんじゃないかなと思う。そこそこ重い社名背負うわけだからね。

私の経験談を踏まえてそれぞれで判断してみて欲しい。

 

就職エージェントを使うべき絶妙なタイミング

就活がスタートして間もない頃はみんな自分の大学にくる企業の説明や、それこそマ○ナビやリク○ビに頼りっきりになる。個人的にはこのタイミングで就活エージェントを使うのが1番美味しいんじゃないかと思う。就活が解禁してすぐは情報が多すぎてみんなが説明会に行くから自分も行く、といった曖昧な気持ちで興味のない企業の説明会に参加し、寝ているという人が多々いた。

そんなまだみんなが右往左往している時に、就職エージェントに出向きしっかりと面談してもらって今自分が何をしなければならないのかをアドバイスしてもらった方がよっぽど良い時間の使い方になると思う。もうすでに自分の行きたい業種がきちんと決まっている人だったら、その業種の採用情報を教えてもらったらいいのだ。

 

ちなみに私がエージェントを初めて使ったのが8月とかなり遅い時期だった。6月くらいで内定が周りでちらほらではじめ、第一次就活終了組がここで出現しだすというなんとも焦るタイミング。まぁ焦ったが故にエージェントを使用したのだが。

この時期にエージェントに駆け込むと、企業も早く人材を囲い込みたいからかすぐ面接に進めるというショートカットができたりもするのだが、企業の選択肢は少し限られてくる印象を受ける。 私のように優柔不断な人間であれば、多少選択肢は制限された方が選びやすい気もするが、大手絶対主義の方であれば早めに利用されることをオススメする。

 

まとめ 

何はともあれ、自分の思う企業に入社したいと思うのであれば先手必勝であることは押さえておいて欲しいポイントだ。結局エージェントを使おうが使わないがそこに着地するからだ。

そして、就職先が無事が決まったらといってゴールではない。スタートラインに立ったということは決して忘れないで欲しい。(私は就職先が決まりホッとしすぎた節があるので要注意。)就活がうまくいったからといってその後の仕事ライフまですっかりうまくいく、なんて幻想を抱いていなければ問題なく社会人になれる。

 

就活は時に受験よりしんどいと言われたりする。思い詰めず焦らず、自分の行きたい職種や企業をしっかり見極めそれに則って頑張ればそうそうハズレの企業にでくわすことはない。異論は認めるが。

今年就活生を始める方はいろんな人の失敗談から学び、是非ともご自身の就活に活かして欲しい。

 

本日はここまで。