グランクラス乗車記

 

北陸新幹線E7系グランクラスに乗車してきた。

f:id:kkminmin:20210317213953j:image

東京〜金沢間で乗ってきた。(ちなみにこちらの旅行は非常事態宣言が解除された去年夏頃に行ってきました。)

いやはや私はずっとグランクラスに乗りたかったの。だってグランクラスだぜ?!グリーン車よりもクラスの上の車両があると知ってからずっと乗りたいと思っていた。しかし、グランクラスを装備しているのはH5系、E5系E7系のみ。おそらく最も使用頻度の高い東海道新幹線(東京〜名古屋・新大阪間)のN700系には残念なことにグランクラスは非装備。

かくしてグランクラスに乗車するという目的を果たすべく特に用事もない東京に一旦降りたち、これまた全く用事のない金沢に行くという暴挙に出たというわけなのだ。

まず東京駅でE7系がやってくるのを待つ。もちろんコロナ渦であることから東京駅には行くが、東京駅の改札から出ることは一切なくステイ・ステーションを貫く。その間にE5系E6系連結した子を見つけ慌てて写真を撮る。

f:id:kkminmin:20210317214044j:image

そうこうしているうちにお待ちかねのE7系に乗車。

This is Gran Class!!!

f:id:kkminmin:20210317214123j:image

シートがまず違うことが一目瞭然だろう。後ろの人を気にせず倒せるシートになっている。皮張りで高級感溢れているし。

さらにグランクラスの特典として、軽食が付いておりソフトドリンクやアルコールが飲み放題になっている。飲み放題って聞いてなかったので慌ててアルコールを体に流し込む。梅酒、日本酒、梅酒・・・。本当に何のためにグランクラス乗ったのだろう?って思うくらアルコール摂取に勤しんでいた。本当に飲みまくっていたから車窓に全く意識をやれず。確実に意識配分間違えたと思う。些か後悔している。

f:id:kkminmin:20210317214228j:image
f:id:kkminmin:20210317214233j:image

しかし北陸新幹線は生憎トンネルの多い区間でもあるので「ま、しゃーないか」と思うことで体勢を立て直す。

f:id:kkminmin:20210317214422j:image

そしてすっかり出来上がった私は睡眠に突入。本当に何していたのだろう?とこのブログを書きながら私に適当に消費されたグランクラスに思いを馳せる。グランクラスに乗ったのは夢だったのだろうか?酔いすぎて夢か現実かの区別もつかなくなっていた。しかし気がつけば金沢に着いていて、お酒でいっぱいのお腹は夜ご飯を受けてつけなかったということはしっかりと覚えている。(というか、グランクラスに乗った日の夕食を覚えていないのだ。グランクラスで提供されたお弁当は覚えているのだけれど・・・。)

 

絶対リベンジしようと思っている。こんな終わり方なんてあまりにもあんまりだ。また高貴にグランクラスを楽しみたい。高貴な楽しみ方ってきっとお酒を程よく嗜みながら、株価を眺めることなんだと思う。