新卒で入社した会社を10カ月で辞めた話
国家資格をゲットし、今は病院で勤務していますが。
実は一般の会社で働いていた過去があります。
とある商材を扱うメーカーの営業として働いていました。
そんな22歳だった私がなぜメーカーの営業を選び、そして辞めたのか。
それについて今日は書いていこうと思います。
メーカーの営業を選んだ理由
シンプルに給料が良かったから選びました。
初任給がそこそこ良く、何よりも「女性も男性に負けじ劣らじ稼げる」という文言が魅力的でそこが決定打でした。
愚かにも私は就活していた時に、
「営業ってどこへ行っても必要なスキルだから、潰しがきくかな」
と漠然と思っていました。
このおバカな勘違いが悲劇の始まり。
地獄の飛び込み営業
皆さんは飛び込み営業と聞くとどういったイメージを持たれますた?
辛い
しんどい
大変
心折れる
こう言ったワードが一般的に想起されるのではないでしょうか。
はい、どれも正解です。
想像の300倍辛いと想定していれば飛び込み営業をこなせるかもしれません。
考えたらわかることですが飛び込み営業は営業先にアポイントを取ることなく、営業しに行きます。
営業先からすればウザいことこの上ないわけですよね。
もう全く相手にされません。
ですので、飛び込み営業をされる方は200件飛び込んでもアポイントは取れない、と思っておけば案外辛くないかもしれません。(私はそれを知らなかったので、かなり辛かったです)
しかし売りさえすれば、インセンティブでがっつり稼げたりもします。
福利厚生の圧倒的少なさ
私の勤めていた会社は家賃補助なし、通勤手当も上限あり(約2万円まで)でした。
その通勤手当も給料にプラスされるのではなく、もともと含まれているというシビアな給料形態でした。
これから就活される方は、通勤手当は給料に別途プラスされるか否かは確認した方が良いと思います。
また、年間休日も少なかったです。有給を全部消化してやっと110日ぐらいだったかと思います。しかし有給全消化なんてそもそも不可ですよね。
祝日は流石に休みでしたが、その休みを取りかえすかのように土曜出勤がありました。
プラスマイナスゼロですね。
さらに悲劇的なことに、社内は有給が取りやすい雰囲気でもありませんでした。
「有給取っちゃダメ」ということは法律違反なので、ダイレクトにいうことはありませんでしが、そういう雰囲気を上司はじとーっと醸し出していました。
私は結局有給を取ることはできず。。
また、営業先に行くのに車を使用させられましたが、保険に入っているにもかかわらず車に傷をつけたら自己負担で修理しなくてはなりませんでした。
今考えたら恐ろしすぎます。
結局何で会社を辞めちゃったの?
実はこんなに飛び込み営業のことや会社のことをディスっておきながら、結構売って結構稼ぎました。
初めて売れた時は嬉しかったですが、それ以上に心はときめかず。
というのも稼いでも、休みが取りづらかったのでお金を使う暇がまったくありませんでした。
つまり何のために頑張りお金を稼ぐのか、そのモチベーションを保てなくなったからです。
しれた額でしたが、自分が満足するくらい稼げたので私は「もういいや」ってなっちゃいました。
営業は学ぶことが多かったですが、一生やり続けたい仕事ではなかったということです。
辞める際の心構え
私は入職して10カ月で辞めたのでもちろん退職金の支給もなく。
さらに、失業手当にも該当しませんでした。
ですから辞める前に次の仕事の算段をつけておかなくてはなりません。
たっぷりと貯金がある方はゆっくり考える時間を持てば良いと思います。
私は次のことを考えずに辞めれるほどの器のデカさと、貯金的な余裕があったわけではないので辞めてすぐに動いていました。
まとめ
10カ月で入職した会社を退職しましたが、現在とても幸せです。
早期に辞めたことで自分のキャリアに悪い影響を与えたこともありません。
むしろ早めに決断できて良かったとさえ思っています。
個人的に年齢を重ねると、変化することがしんどくなると思います。
自分の生活スタイルを変えるのが怖いというか。。
もし悩まれている方がいれば、早めに動くことをオススメします!