世界で一番バレンタインが嫌いな女=私

 

もう2021年もバレンタインのお時期ですか。

別に隠してないので言っておくと一応あげる相手はおるわけなのだが、内心「はぁ・・・。チョコ買いに行くのめんどくせー」と思っている。

バレンタインって人類の7不思議の1つにノミネートされていると思う。

・なんで人類は年が明けて早々にチョコレートを贈りあうのか?

・なぜバレンタイン=チョコなのか?茶色のもの縛りなら味噌煮込みうどんでもよくないか?

 

 

2月はこのような邪な考えが頭の中をぐるぐるしてくるのだ。

そういう世の中の流れとは違う思考回路を持つ私からすると2月は極めて生きづらい。

そろそろバレンタイに殺される気がすると言っても過言ではない。

 

て 

 

 

誰かから救われるのを待っていても仕方がないし、あいも変わらず資本至上主義の世の中はチョコレートで経済を回したくるのだろう。

だから私はどうすればこの世からバレンタインを消せるか、考えてみた。

以下私的バレンタインを撲滅大作戦の全貌。

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2月14日までの間はチョコレート販売全面禁止法を立案し、国会に提出。

私は別にバレンタインが嫌ということではないのかもしれない。

チョコを贈りあうのが嫌なのだ。だったら2/14までチョコを発売しなければ良い。

経済を回すことも重視するとするならばもっと単価の高いものをバレンタインに贈りあう

えば良いのではないだろうか。

例えば、、、

バレンタインは何かしらのお酒を贈りあう(国は酒税も取れるし)

バレンタインは車をお互いに贈りあう

バレンタインは家を

バレンタインは土地を・・・

 

という感じにトンデモないものを贈らなければならないことにすればバレンタインって自然に消失すると思う。

これは我ながらグッとなアイディアだ。

  

 

2月14日限定で恋人関係・及び友人関係をを解消する

バレンタインに贈り物をおくる相手がいなければバレンタインってなくなるのではないだろうか。1人でバレンタインは成立しない。相手ありきのイベントだから、強制的にその相手を消去すれば贈りものを用意しても空振り!という悲しい展開不可避となりバレンタインが瞬く間に消え失せるだろう。

誰がそんな悲しいイベントを盛大に行いたいと思うだろうか。そんな人は存在しない。

これもありだな。

マイ・カレピッピはこの提案に乗ってくれるかな

私「ヤッホー。突然だけど、2/14限定で私たち別れない?」

 

彼「???なんで???どういうこと???」

 

 私「私、バレンタインにチョコあげたくないから★」

 

彼「・・・。2/14限定だけでなく、もう本別れしよう」

 

私「!?!?!?OMG・・・。」

 

という悲劇的な展開になりかねないのでやめといた方が良いと思う。

 

なかなかしぶといな・・・。バレンタインは。

そもそもバレンタインは

元々269年ローマ皇帝の迫害下で殉教した「聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日」だと、主に西方教会の広がる地域においてかつて伝えられていた。

Wiki

由緒正しい歴史の下に生まれた記念日のようだ。

外国からの輸入文化ということもありどうやら日本でも最初は定着しなかったらしい。しかし1970年代に爆発的にチョコレートが売れるようになり、そこから徐々に「バレンタインにはチョコレートをおくる」という流れが日本に定着したようだ。

 

うーん、調べてみるとなかなかに奥が深いようだなバレンタイン。

日本に定着したのも、どうやら「若者に受けが良かった」という理由らしいし。

ハロウィンも含め、若者にうける文化は悪祭である説が私の中でふつふつたぎっているのだが。

しかしハロウィンはまだ良い。あれは参加するかしなかを選ぶことができる。

 

しかしバレンタインはそうはいかない。ここまで世に定着すると、

彼に。友達に。男性上司に。弟に。父親に。

 あげなくればならない、という風潮がそこかしこで溢れかっているのだ。

 チョコレートを贈ること=善

という安易な公式に人類は縛られている。

この枷から人類を解放したい。

 

ということを心の片隅に抱きながらも明後日くらいには私もチョコレートを買いに売り場へ走るのだ。

この存在が引き裂かれるような思いがいつか解消されることを切に願う。