夜も朝も短し、輝け乙女。

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女の子って可愛い。

先日電車に乗っている時若い子がいたんだが、その子たちの二の腕がすっごく綺麗だった。具体的にどう綺麗かというと、白くて柔らかそうで。一番重要なのが見事に毛がなくてつるんとぷるんとしていることだ。きっと脱毛に余念がないのだろう。顔を綺麗にしていることはもちろん、露出の増える夏になり彼女たちはきっちりお手入れしているであろう自らの輝く腕を惜しげもなくひけらかしていた。

同性ということを盾に、バリバリの親父目線で舐め回すように彼女らの腕を見ていた私の心中はというと「女の子最高ーーーーー!!!!」とこれまた中年を彷彿とさせる単語で溢れかえっていた。まぁイケメンとか男前も最高に大好物なんだけれどね。

しかし世の男性諸君は女の子に感謝するべきだと思う。こんなにみんなお金をかけて綺麗にしているのだから。化粧品とか月々の美容代とか結構する、んだと思う。私はそこまで美容にも服にもお金をかけている方ではないからわからないけれど。デパコスだと美容液なんか軽く1万円超えなんだぜ。人生やってられねーーーーって私のような貧乏人は思うけれど、綺麗を貫く女の子たちは惜しげもなくお金をばらまくのだ。好きで美容に勤しむ子が大半だと思うけれど、この美容ブームも資本主義が生み出した産物であることは全く否定できないことであるから、美しさって何?って思う私の捻くれ拗れ倒している思考回路も受容してもらいたい。

それでも可愛い服着ていると気分がブチ上がったりするから、女子ってやはり楽しいし無敵だ。ただただおっさんとか馬鹿で節操のない男たちに消費され、すり減るなんてつまらなことに自分を使わず、自分のために美しさを追求したら良いと思う。人に評価されてこそ、という承認欲求じみた議論も巷を賑わしているけれど、大体みんな他でもない自分に認められたいんじゃないの?

大丈夫、心配しなくても日本は結婚する人よりも離婚する人の方が多い。みんな幸せそうに見えるけれど、人には人の地獄があるわけで、そういう行間を読める女子になりたいものだ。自分にとって何が幸せなのか、女子は幸せのトリガーが沢山あると思う。この世の幸せの価値観に囚われず、小さく小さくならず自分の着たい服をきて、塗りたいアイシャドを塗って睫毛はマスカラでこれでもかってほどバツバツに伸ばしまくって。彼氏でも旦那でもましてや知らないおっさんのためでもない、自分のために徹底的におしゃれして往来を闊歩しようじゃないか。