長崎の魅力的な列車(私鉄編)
長崎旅行記
続きましては長崎の私鉄。やはり主流はJRなのかと思うけど、素敵な私鉄も走っていた。
まずは松浦鉄道。
佐世保駅から乗車。
佐世保駅前はこんな感じでちょっとした商業施設になっている。イメージとしては神戸のmosaicを少しばかりかショボくした感じ。でも人が多すぎず、広々としていて気持ちがよかった。蔦屋書店やスタバもあり、列車待ちするのにも最適。
地図を見て海岸沿いを走るのかな?って思ったのだが終始緑に覆われた世界を疾走した。
そして日本最西端の駅、たびら平戸口駅へ。
駅舎の中には鉄道資料が展示されていたのだが、折り返しの電車が来ていたためそれに飛び乗っちゃった。だって次の電車が1時間先だったの。
ただごとではないこの分厚さよ。好きな人とは一緒に食べられないメニューNo.1。とにかく、コロナビールとの相性最高でした。
もちろん佐世保駅にて鉄印も購入。鉄印のために乗車したと言ってもら過言ではない。
続きまして島原鉄道。
島原鉄道の路線はこんな感じ。
長崎駅から諫早までは特急かもめを使えば15分くらいで着く。便利だねぇ〜。
因みに、諫早の駅は九州新幹線が通る予定になっているみたいで駅舎など綺麗になっておりかなり近代的だ。島原鉄道とも改札は通らないといけないが申し分ないくらいツウツウに接続している。
車内はこんな感じ。勿論勝利のボックスシート。
そして島原鉄道の魅力はというと何と言っても海岸線を走ることだ!
大三東駅が日本で1番海に近いと言われている駅でかなり綺麗。テレビのコマーシャルにも起用されていることもあり、もはや観光地化していた。私も当初は大三東駅で降りようと思っていたが、人が多いし次の電車はいつくるかわからない恐怖に耐えられずとうとう下車せず。車内から外をパチリ。
お分かりいただけるだろうか。海と列車はこの近さなりけり。おったまげ〜。
事実をお伝えすると、たまたま写真に人が映ってないだけでかなりの人がこの駅にはひしめいていた。あーあ、人がいなければ完璧だったのに。インスタ映えという概念がある現代人により消費される駅かな。
島原駅で下車。激渋な駅舎を添えて。
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やっぱり鉄道旅は楽しくてやめられない。こんなに景色が良いと尚更。ぼーっと車窓を眺めるだけでもうそれは癒しの世界突入だ。
現代人は何もしない時間をお金を使ってでも作るべきだと思っている。デジタルデトックスとか、そういう類になるんだろうけどタイムデトックス的な時間に追われるのから解放される場面を人生の要所要所で作れたら、それこそ勝ちじゃないのだろうか。第三者や物に癒されたり、ご機嫌をとってもらうのはかなりハードになった昨今。いつ如何なる時でも自分を慈しむ時間というものを持っていたい。